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カビ

おなかのカビについて

「おなかのカビが病気の原因だった」
内山葉子先生(葉子クリニック院長)の著書から学んだことを書きます。



腸内には、細菌、ウィルス、原虫、寄生虫、カビなどがいます。

腸内のカビは、多種多様な微生物の1%前後といわれています。

そのカビが増えると便秘、下痢、腹痛、その他の不快感や不調が生じるそうです。

食事に気をつけているのに、なかなか体調がよくならないとか、
疲れやすく元気がでない、頑固な湿疹があるとか、病院の診断では問題はなく、処方された薬やビタミン剤も満足のいく効果がないなどは、おなかのカビにより生じる症状でもあります。


おなかの中のカビ

カビは真菌を指し、人の細胞に近い微生物です。
抗生物質は細菌には効きますが、真菌(カビ)には効きません。

カビもキノコも糸状菌で同類で、酵母、カビ、キノコは真菌の仲間です。
酵母とカビは互いに姿を変えて糸状菌となったり単細胞真菌となったりします。
カンジタ菌は酵母の仲間ですが、姿を変えて糸状菌となったりします。
これを、多形成(プリオモフィズム pleomorphism)といいます。

カビは、宿主から養分を吸い取り、炭水化物を好み、なんでも栄養源にして生きています。
カビは金属、石、土などの無機物、繊維、紙、有機物などを酵素で分解し栄養源にして生きることができます。

カビの出す酵素でたんぱく質をアミノ酸に分解して「うまみ」を作り出している食品が発酵食品です。


腸について

腸は体の免疫力の7-8割を担っています。
腸は、受精卵から人体ができていくとき、最初に作られる臓器で、
消化管(口から肛門まで)は、いわば外に接しているおり、栄養を血液に取り込む機能のある腸は異物や毒を阻む必要があります。それで、体の免疫器官であるリンパ節の約8割は腸の周囲にあります。

腸のバリア機能
腸は、機械的、化学的、微生物的な3つのバリアを持っています。

  1. 機械的なバリア
    物質的なものによるブロック(阻止)
    腸壁の粘膜細胞や、そこから分泌される粘液など
    腸壁の粘液細胞は、お互いがしっかりくっつきあって「タイトジャンクション」と呼ばれる防御機能を発揮している。
    「タイトジャンクション」は、ある程度の大きさのものは通さない「フィルター」の役目をしています。
  2. 粘膜は、科学的バリアでもあり、有害物質を無毒化する抗体を含んでいます。
  3. 微生物的バリアである腸内細菌
    腸内には、500~1000種以上の細菌が100~1000兆個もいる。


腸内細菌叢(腸内フローラ)

  • 善玉菌 乳酸菌など
  • 悪玉菌 
  • 日和見菌 環境によって悪玉菌になりうる菌

日和見菌は、善玉菌が増えると良い働きをし、有害物質により腸内環境が悪化することにより悪玉菌となる菌です。

腸内細菌叢では、善玉菌が数%ふえたり、へったりすると、日和見菌の動きにより数十%の変化が生じるそうです。

善玉菌の勢力が強ければ、健康が維持されます。
善玉菌は腸内環境に依存します。

腸内環境は、食べ物など外部環境からの摂取物によります。

「腸内でカビが異常増殖している」とは腸内環境の悪化の結果です。
腸内にはカビが1%程度存在しており、そのレベルで人は健康で暮らせます。

自閉症などの患者さんの腸の状態は非常に悪く特にカビが多いといわれています。

腸内のカビの多くはカンジダ菌類です。

腸内のカビが増殖する最大の要因は抗生物質の乱用です。
その他、ピルやステロイドといったホルモン剤の常用などがあります。

カビが増殖すると腸内細菌の働きが低下し免疫力が落ち、ますますカビが増殖することになります。

カビは腸壁に食い込んで増殖し、腸の炎症をおこし腸のフィルター機能を低下させ、異物や毒物が血中に入りやすくなります。

この負のスパイラルは、生物を死に至らせます。
つまり、生物はカビと細菌により土にもどるようになっていると思います。

腸内のカビの増殖により、皮膚や粘膜に感染する水虫や、つめ白癬、膣カンジダ症、アスペルギルスやクリプトコッカスによる肺炎などカビによる病気が全身の各部に起こります。

これらは、加齢による老衰期の一般的な特徴だと思います。
老衰 ⇒ 免疫力低下 ⇒ カビの増殖 ⇒ 死 ⇒ 土

老衰でもないのに免疫力が低下する原因は、
石油製食品添加物、遺伝子操作食物、農薬、薬や化粧品、建材などに使われている化学物質、大気汚染物質などがあると思います。

つまり、すべての人はマイナスの負荷をかける人間社会に生まれ、そこで暮らしているということです。

科学技術が今ほど進歩していなかった時代の人々は、今より健康的に生きて死んでいたと思います。

現代は、多くの人々が不定愁訴をかかえながら、不本意に長生きさせられている時代のように思います。


カビがふえる原因

  1. 抗生物質の乱用 腸内微生物のバランスが崩れる
  2. 甘いものの取りすぎ 甘いものはカビの大好物
    発酵食品(麹、酵母など)、ビタミン・ミネラルの取りすぎ
  3. 日本の気候と住居 住居に発生したカビを吸い込んでいる

おなかのカビは、ツタが壁に張りついて伸びるように腸壁に増殖していきます。その際、カビは酵素で腸壁のたんぱく質を溶かします。
カビの酵素は腸内粘液のIgA抗体たんぱく質も破壊し、さらに腸内粘膜の防衛網を弱め増殖を加速してゆきます。

「タイトジャンクション」と呼ばれる腸のフィルター機能が低下すると、異物、未消化物、有害物質が血中に入り、全身を巡ることになり、免疫の負担となり、アレルギー反応などを引き起こします。

陽のフィルター機能が低下し異物、未消化物、有害物質が血中に入ることを「リーキーガット」といいます。

リーキーガットにより、病原体や菌の発生する毒素も血中に入りますので、免疫のさらなる負担となります。

自然界では消化できない遺伝子組み換え (GMO) 食品や添加物、電子レンジで変性した食品、トランス脂肪酸(マーガリンやポテトチップスの油など)、消化されにくいたんぱく質を含むパンや牛乳などは、さらに事態を悪化させます。

カビ類には糖分を発酵させアルコールに変える力があります。
腸内のカビも糖質を発酵させアルコールを生成することができます。
腸内のカビが多い人がブドウ糖をとった1時間後のアルコールの血中濃度が増加したと報告されています。

カンジダ・アルビカンスは、アラビノースと呼ばれる糖を盛んにつくります。
アルデヒド基を持つアラビノースは、構造や機能が変るたんぱく質であるペプシジンという化合物をつくります。

生体内では、多くの指令やサイン、反応の調節が、たんぱく質でできた酵素やホルモンによって行われています。

そのたんぱく質の構造が変りやすくなると、体のさまざまな機能にトラブルが生じます。使い終わって分解されるべきたんぱく質が分解されずに蓄積し、神経の変性を起こしたり、酵素の活性が低下して、代謝やさまざまな回路に滞りが生じたりします。

カビは、生体内の精巧なメカニズムを狂わせるゴミを製造しているようなものです。

カビのアラビノースによりシュウ酸が過多に作られると、シュウ酸結晶となり結石となったり関節痛、頭痛、腹痛などを引き起こします。

カビは、酒石酸 (Tartaric acid) もつくり出します。
おなかのカビが多いと酒石酸も多くなります。
酒石酸は、リンゴ酸によく似た構造をもっているためクレブス回路と呼ばれるエネルギーを生産するクエン酸回路を阻害するため「疲れやすい、頭がはたらかない、筋肉が動かない」といった症状が起こります。


おなかのカビは血糖値を下げる

おなかのカビが多いと低血糖を起こし異常な「甘いもの好き」になります。

低血糖とは、血糖値が異常に低くなること(60mg/dL以下)や、急激に血糖値が下がることです。

おなかのカビが増殖すると摂取した糖質(炭水化物)をカビに横取りされ異常な低血糖を起こします。

血糖値が下がると体はクエン酸回路によりリンゴ酸などの有機酸を糖に転換してエネルギー源として使いますが、カビが生産する多量の酒石酸のためにクエン酸回路が阻害され、血糖値を維持できなくなります。

低血糖による症状

  • 消化器の症状 空腹、慢性消化不良、吐き気、消化器障害
  • 心臓や呼吸器の症状 動機、脈拍がはやくなる、息切れ、息づまり
  • 精神形症状 神経過敏、抑うつ、不安、集中力の欠如
  • 皮膚や筋肉の症状 かゆみ、何かが皮膚をはう感じ、皮膚がチクチクする、筋肉痛、筋肉がつる、意識なしに起こる動き
  • その他 手足が冷たい、疲れやすい、フラフラする、めまい、震え、眠気、糖の渇望

急性の低血糖の場合、ひとまず少量の糖をとって対処する必要があります。

カビによる慢性の低血糖の場合は対処方法が異なります。
おなかで異常増殖しているカビが糖質を求めているために甘いものを渇望するようになっています。カビが糖を奪っているため、体は欠乏している糖を渇望します。いわば司令塔の脳をのっとられて甘いものへの強い欲求が起きます。

甘いものへの制御不能な渇望は、体内に異常が存在する証拠です。
その原因の第一候補におなかの中のカビの増殖があります。

無意識に甘いものを沢山買い求め、また食べると一時的に血糖値が上がり、その制御のためにすい臓のインシュリンが大量に出され血糖値をさげるように働きます。その血糖値の急上昇・急降下のシーソーゲームは、やがて自律神経の機能障害を起こし生体バランスを乱します。

インシュリンの増加は、糖質を脂肪に変えて脂肪細胞にためるはたらきにより肥満を招きます。

生体バランスは複雑な要素がかかわっていますので、カビによる低血糖でインシュリンの上昇を伴わない場合なども存在するようです。


自己免疫疾患

カンジダ感染により免疫はカンジダ抗体を作ることがあります。

カンジダ抗体は、体内の臓器(脳、腎臓、すい臓、胸腺、肝臓など)に対しても反応することがあります。

カンジダ抗体は、小麦のたんぱく質(グルテン)にも反応します。
また、グルテン抗体はカビに対して反応します。

カンジダ抗体とグルテン抗体をもつ人は体内で免疫バトルがエスカレートして自己免疫疾患を引き起こします。

小麦製品のなかでも精白「パン」は糖質の割合が非常に高い「単純糖質」となります。それはカビの大好物ということです。

おなかのカビ対策として同時に小麦製品を控えることが必要です。


悪循環

  1. インスタント食品(食品添加物)、抗生物質、薬、農薬、その他の化学物質から始まり、
  2. 腸内環境を悪化させ、カビの増殖を招き、
  3. カビの毒素によりリーキーガットが促進され、
  4. 未消化たんぱく質やその他の有害物質が血中に入り込み、
  5. 免疫力の負担を増やし免疫力を弱めると、
  6. 強力だった防衛網がますます破られ、
  7. さらななるカビの増殖を招き、
  8. 低血糖となり、カビの好物の糖質を宿主が異常に欲するようになり、
  9. カビの増殖が続いていく。
  10. 最終的にはカビが人を乗っ取り人は80年くらいで死んで土に返る。


睡眠トラブルとカビ

腸でつくられる神経伝達物質のセロトニンは、生体リズムをつくり、気分を整え、眠気を司るなどの働きをしています。セロトニンの誘導体のメラトニンは睡眠ホルモンとして眠りに導く働きがあります。

おなかのカビが腸の機能を低下させると不眠などの睡眠トラブルを起こしやすくなります。睡眠不足は免疫力を弱めます。そこに自己免疫疾患も加わり事態をさらに悪化させて行きます。

病院ではステロイド(副腎皮質ホルモン)をはじめとするホルモン薬が投与されますが、それらはカビを増やす要因となります。

おなかのカビは多くの代謝物質を分泌し、それが血流によって体の各部にわたり局所の炎症を起こしたり、栄養吸収障害を起こしたりしています。

血液検査では、病源体の培養や抗体価(感染症の指標となる抗体のレベル)を測り、結果が陽性でなければ問題なしとなります。

それで、病院の一般的な血液検査では、カビによる不調の原因がわからないとなります。

原因不明のまま、鎮痛剤や抗精神薬が出されて悪循環が継続して行きます。

病院で「異常なし」といわれて、処方された薬を漫然と使い続けるのは問題だと思います。命を縮めますよ。

内山葉子先生は、薬はやめて、著書の4章で紹介している「カビ退治」に取り組みましょうと書いています。


カビ毒のマイコトキシンによる健康被害

近年、増加している多くの慢性疾患で原因不明のものは、カビ毒のマイコトキシンが関連しているものが少なくないと考えられて研究が進められています。

マイコトキシンとの関係が指摘されている疾患
慢性疲労症候群
繊維筋痛症

マイコトキシンとの関係が示唆されている疾患
多発性硬化症
パーキンソン病
ALS(筋萎縮性側索硬化症)
認知症自己免疫疾患


おなかのカビの退治法

おなかのカビをふやさない「守りの対策」
おなかのカビを積極的にへらす「攻めの対策」


基本は、「守りの対策」です。 

病気にかかったら安静にして消化のよいものを食べ自然治癒力にたより安易に抗生物質を利用しないのが得策です。

甘いもの(オリゴ糖も)を控える。
代用品としてステビア、羅漢果、キシリトールなどを用いる。
アステルパームは、脳の炎症を引き起こし、糖尿病のリスクを上げる害があるので、決して使わない。

炭水化物を減らす。
パン、麺類など小麦を使ったものは、消化されにくいたんぱく質(グルテン)による問題(中毒性とリーキーガットの要因)があるので避ける。
牛乳もカゼインという、やはり消化されにくいたんぱく質を含むので避ける。

小麦・砂糖・牛乳を避ける。

米、イモ、ソバを活用する。

急激にカビを殺すと、カビが死ぬときに中にある毒が大量に放出され、そのせいで一時的な体調不良を引き起こします。mmsなどの悪玉菌が殺菌されるときのヘルクスハイマー反応のことです。

ヘルクスハイマー反応が極端に出ないような仕方でカビや悪玉菌を退治するすることが大切です。

GMO(遺伝子組み換え)食品や食品添加物を避ける。
現在、日本では、大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、菜種、綿実、アルファルファ、てん菜、パパイヤの8品目と、その加工品33品目についてGMO表示義務となっています。

「遺伝子組み換えでない」と表示されていても、重量で5%未満のGMO作物の混入が許されています。

上記以外の食品は、「遺伝子組み換えに関する表示をしてはいけない」ことになっています。

(個人的に邪悪な意図を感じます。)

化学調味料、人工甘味料、発色財、着色料、香料などの食品添加物を避ける。

質のいいたんぱく質や新鮮な無農薬野菜をとる
遺伝子組み換えでない自然なえさを与えられた牛、豚、鶏の肉を選ぶ。
魚は天然の中型から小型の魚を選ぶ。

おなかのカビが多いと大量の野菜や発酵食品をとると、それがカビのえさとなりガスが発生しておなかが張ってしまいます。そのような場合は、野菜や発酵食品を程よくとってください。

同じものを偏って食べ続けない。

カビが生じやすい食品を避ける。
防カビ剤を使う必要のある果物は甘くするために品種改良を多く行っているので避ける。いたんだ果物も避けると良い。

ナッツやコーヒーも要注意。
特に古くなると危険性が高くなります。

小麦製品のなかでも、特にパンは食べない。

体調が悪いからといって、ビタミン剤、ミネラル錠剤、その他のサプリメントをやたらにとらない。かえってカビのえさになります。

栄養補給は、消化のよい食事で行う。
食事は大食いをせずに消化に重きを置くと良い。
ときには、プチ断食(朝食を抜く、1日1食にするなど)をしてみる。

基本の「守りの対策」を3週間つづけて体調の変化を見ると良いといわれています。

できる範囲で住居のカビも退治すると良い。
カビの退治に二酸化塩素は役立ちます。


おなかのカビをへらす「積極的な対策」

周囲の環境によりカビや細菌は形や構造をいろいろと変えて生き残ります。微生物のこの特徴を「多形態性、多形成」(プリオモフィズム pleomorphism)といいます。

また、微生物やカビはバイオフィルムという自らを守る膜を形成して生き残ろうとします。
また、細菌やカビは人の細胞と融合できますのでカビや細菌を除去するために人の細胞を除去する必要が生じたりします。水虫などの例から分かるとおりカビと人の細胞の区別はつかないでしょう。

食品やハーブのなかには天然の抗真菌作用のあるものがありますので、それらを活用すると良い。

ニンニク
アリシンによる抗菌・抗カビ作用でおなかのカビを退治する。
チューブ入りも丸焼きも利用できる。

梅肉エキス
強力な殺菌、抗カビ作用がある。
カビ毒(マイコトキシン)を高い確率で制御します。

梅干にも抗カビ作用があります。

グレープシードオイル
ぶどうの種からとった油で抗カビ作用がある。

オレガノ、オレガノオイル
シソ科のハーブで、カルバクロール、チモールを含み抗カビ作用、抗菌作用、抗ウィルス作用がある。

ココナッツオイル、MCTオイル
ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸のラウリン酸、カプリル酸、カプリン酸、長鎖脂肪酸のミリスチン酸などの体にいい脂肪酸を多く含み、これらの脂肪酸に抗カビ作用がある。

ココナッツオイルは200℃以上でトランス脂肪酸ができるので、常温で利用すると良い。25℃以下では半固形化するので固まっていたら湯銭などで溶かすと良い。

MCTオイルは、ココナッツなどを原料にした中鎖脂肪酸100%のオイルで、抗カビ作用に優れている。加熱調理には向かずドレッシングとして利用する。

ローズマリー
シソ科のハーブで、樟脳に似た強い香りをもち、優れた抗カビ作用がある。

クローブ、クローブオイル
クローブはフトモモ科の丁香とも呼ばれる植物で、オイゲロールという含有成分に抗カビ作用がある。

シナモン
クスノ木科の樹皮を乾燥させたもので抗カビ作用と、腸内環境を整える作用がある。

ゴールデンシール
北米に自生するキンポウゲ科の植物でベリベリンという含有成分に抗カビ作用がある。

オリーブの葉
オリウロペインという抗カビ物質が含まれている。
葉を煎じて飲む。

パウダルコ
南米産のハーブで、タヒボ、紫イペとも呼ばれ、ラパコールという成分に優れた抗カビ、抗菌、抗ウィルス、抗アレルギー作用がある。

ニーム
インドのハーブで抗カビ、寄生虫を防ぐ作用がある。

リンゴ酢
リンゴを発酵させて作る酢で抗カビ作用がある。
ジュースを混ぜたものではなく、本物のリンゴ酢を水やお湯で薄めて飲める。

エキナセア
北米原産のキク科のハーブで、抗カビ作用がある。

ブラックウォールナッツ
黒クルミと呼ばれるクルミ科の植物で腸内環境をよくして抗カビ作用がある。

ホロピト
ニュージーランド産の野生のコショウで抗カビ作用があり、特にカンジダに効くとされる。

ワームウッド
ヨーロッパ、アフリカ北部原産のキク科のハーブで、ニガヨモギと呼ばれ、防虫効果、句中効果、抗カビ作用がある。

ウワウルシ
ツツジ科の常用低木で、ウバウルシ、クマコケモモとも呼ばれ、利尿作用で有名ですが、優れた抗カビ作用、抗菌作用がある。

定期的に体を高温にする
お風呂、サウナを利用して体温を38℃以上にする時間を作る。
そうすると、免疫力が高まり、血行や代謝も促され腸内環境も改善される。カビの退治にも役立ちます。

一時的に体温を上げることを定期的につづけると成果を期待できます。

たまに、農作業や草刈などの野外で汗をかく作業をすることも役立ちます。

カビや悪玉菌の制御にmms、DMSO、イオン交換能をもつ土(ゼオライト、ベントナイト、珪藻土)も役立つと思います。

二酸化塩素やDMSOはバイオフィルムを破ることができます。
イオン交換能をもつ土は、カビや毒素や重金属をを取り込み体外へ排出できます。

ゼオライト、ベントナイト、珪藻土のいずれかをプラスチックの小さじ軽く一杯を180-200mlの容器に水で溶かして飲むことができます。(各種混合で用いてもかまいません)1日1回空腹時に飲むと良い。

画像の説明

イオン交換能のある土を水に入れるとイオン交換が生じて不要な金属イオンを吸着するので、それを避けるため容器やスプーンは金属をもちいないでください。


まず、食事から、パン、糖、牛乳を除いてみると良い。
次に、ハーブや、mms、DMSO、イオン交換能をもつ土を利用してカビの除去を試みると良い。

mmsはおいしくないのでハーブやイオン交換能をもつ土を活用するといいかもしれません。

深刻な問題と取り組む際は、カビや細菌の死骸からでる毒素によるヘルクスハイマー反応が極端に出ないようにmmsやハーブを用いると良い。

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