food additive
食品添加物について
阿部司 食品の裏側
要点
- 1970年代の日本経済の高度成長期に、安くて簡単な加工食品のニーズが高まりインスタント食品に食品添加物が使われ始めた。
- 現在は、コンビニ、スーパーの惣菜、外食産業などで食品添加物は以前にもまして大量に使われてるようになっている。
- 厚生省が認可している食品添加物の安全性は、「ねずみ」による臨床結果で安全とされており、その長期使用や多種類摂取の人体への影響についての安全性を保障するものではない。
- コンビニ弁当などの残飯を餌にしている「豚」は、挙動に異変が起き、流産している。
便利さのために健康を犠牲にしますか。
インスタント食品の利用は必要最小限にするとよいと思います。
- 1957年:食品衛生法大改正…1955年の森永ヒ素ミルク中毒事件を受け、化学合成されたものは指定したもの以外には添加禁止
- 1960年代まで指定添加物が急増し、その数は350程度までになった
- 60年代から70年代前半の時期は食品公害、発がん性の指摘が相次いだ
⇒1969年:合成甘味料のズルチンやチクロ/1974年:合成保存料のフリルフラマイド(AF2)、に発がん性が見つかり指定取消 - 1975年以降は指定取消された食品添加物は無い